最近では仕事の多くが中国などのアジア圏を対象にしており、英語が仕事で必要になるシーンも増えてきました。もともと英語は得意なほうではあったのですが、TOEICの点数は芳しく優れているとは言えません。
TOIECを受けたことがある人ならわかりますが、あの長時間におよぶ試験自体が非常に億劫で、なかなか受ける気にもならないです。
TOEICの点数を上げるためだけに勉強することは、気が進まない状態だったので、TOEICの点数は400点台でストップしていました。
ただ、会社で新しいプロジェクトが立ち上がり、自分が責任者になるように打診されます。その資格を得るためにはTOEICが「800点以上であることが必須」と言われたため、仕方なく勉強をすることになりました。
最初は徐々にスコアが上がっていったのですが、テストの点数を上げるための勉強はやる気が起きにくいです。そのため、モチベーションを維持できるよう、TOEICの点数アップに限らない勉強を意識しました。
具体的にはリスニングを中心とした勉強です。その時点での点数は600点台に上がっていたのですが、リスニングとライティングはどちらも300点ほどだったので、「仮にリスニングが満点になれば合計で800点に届く」という考えでとにかくリスニングの点数を上げることに徹底して勉強することにしたわけです。
TOEICにおけるリスニングの勉強方法はアメリカのドラマをとにかく何度も見続けることでした。英語の得意な友人に勉強法を尋ねた所、「ただ昔からスタートレックが好きで見ていただけ」と言われたのがきっかけです。
嘘か本当かわかりませんでしたが、とにかく信じて実践してみることにしました。ただ、スタートレックにはあまり興味がなかったので私が選んだのはちょうどDVDが出始めていた「アリーマイラブ」でした。
選んだ理由は、NHKで放送しているのを見て気に入っていたことと、話される英語が非常に綺麗な発音だったことです。
普通にドラマを見ているだけでは効果的ではないので、私はパソコンのDVD再生ソフトに付いていたバイリンガルキャプション機能を使い、画面の上部に日本語字幕、下部に英語字幕を同時に表示しながらドラマを見ることにしました。
知らない単語が出てきたら一時停止をしてすぐその場で調べ、見慣れてきたら日本語字幕を消して英語字幕のみで見るということを続けます。
会社から帰ってから寝るまで見るというのを毎日繰り返し、それを約半年間継続しました。最後のほうでは、気に入ったシーンのセリフを全て記憶してしまうほどになっていましたが、その状態でTOEICのテストを受けてみた所、リスニングの問題が以前とは全く違うように聞こえたのには驚きました。
何を言っているのかが完璧に聞き取ることができて、異常に簡単に感じるほどだったのです。結果はリスニング495点とライティング350点で、合計845点になり、見事に資格を得ることができました。
自分でもこれだけわかりやすく効果が出るとは思っていなかったので驚きました。かなり良いTOEICの勉強法だったのだろうと思います。
結果的にTOEICのテストに限らず、これにより普通のアメリカのドラマを見ても、ニュースを見てもほぼ理解できるようになりました。
どの会社も就職時にTOEICの点数を重要視するようになっていますし、大企業では中間管理職になるための1つの条件として、「TOEICの点数が○○点以上」と決められている場合もあります。
若手、中堅問わずTOEICの点数が高いほど有利ば仕事に就ける傾向にあると言えるでしょう。実際、私も英語はもともとあまり好きではなかったのですが、必要に迫られて何とか点数を取得した経験があります。
そのときは「TOEICの点数が600点以下はボーナスが減額される」というかなりの大鉈が入ったのですが、恥ずかしい話、その時点で300点も点数が足りていなかったために相当慌てました。
ただ、慌てたのは私だけではなく、社内が大騒ぎになったのですが。会社の近くの書店からTOEIC関連の本が消えるといった事態にまで発展します。
当然、勉強をしなければならないのですが、「ただ闇雲に勉強しても恐らくいきなり200点上げるのは難しい」と判断した私は、とりあえずTOEIC関連の勉強法をインターネットを使って調べて、レベルの低い自分の条件に合っているものを選ぶことにしました。
いくつか調べて見つけたのは、ライティングの部分での点数の取りこぼしをなくすことが短期間で点数を上げるためには効果的ということでした。
リスニングを勉強しても英語に慣れるまでには時間がかかるので次の2ヶ月後のTOEICまでに準備を整えるのは厳しいでしょうから、この際リスニングの部分は捨てて、ライティングのみに特化して勉強することがベターです。